めんこい野鳥

北海道帯広から発信してます

カッコウ

川辺でカッコウを撮りました。
東南アジアから渡って来るようだ。川辺の草原にはノビタキ、コヨ
シキリ、ベニマシコ、ホオアカがいます。托卵できる夏鳥が沢山い
る場所にカッコウは少し遅れてやって来ます。


今、川辺で托卵を狙うカッコウとそれを阻止する夏鳥のつばぜりあ
いが繰り広げられてます。



カッコウは大きさ35センチ、ハトと同じぐらいです。
グレー系にまとめられた羽色は綺麗です。



川辺に「カッコウーカッコウー」の鳴き声が響きます。カッコウ雄は
一定区域内を行ったり来たり、高い木に止まり大きな声で鳴く、を繰
り返します。縄張り宣言してるようだ。



たまに縄張りに入って来る雄を追い出し縄張りを守ります。



托卵は雌の仕事だが雌は鳴かないし、どこに隠れてるのか、姿は見られ
ません。雄が夏鳥の気を引き、巣を空けさせ、その隙に雌がすばやく托
卵するのかな?



カッコウも繁殖のため必死ですが托卵される夏鳥もたまりません。
たまに上空で小さな夏鳥が大きいカッコウを追い回す姿を目撃します。
皿状の巣を作る夏鳥なら種類は問わないようだが、どういうタイミング
で托卵するのかはわかりません・・・