めんこい野鳥

北海道帯広から発信してます

雁中継地② 2018.10.26


雁の中継地内、大沼から三日月沼へ行く途中、上空で雁の大群が渦を巻い
てました。探しに行って見ると、別な沼があり、群れは次々と降ります。
この地域は沼が20ヶ所以上あるので緊急避難場所としてあちこちの沼を
利用してるようだ。危険を感じると群れが群れを呼ぶ感じで、大音響の鳴き声が一体に響き、遠くの雁達も集まる、様な気がする。






群れが次々と着水します。着水方法も二通りあって段階的に高度を
下げる通常着水とキリモミ着水があるようだ。
キリモミ着水はかっこいいなー、パラパラと落ちていく感じが良い。
帰り、この沼を見たら雁は1羽もいなかった・・・ありゃ。





雁達は今日も、あちこちの収穫後畑でお食事、休息です。





シジュウカラガンの群れです。シジュウカラガンが春より、ものすごく
増えてる様な気がする。反対にマガンが少ない感じだ。
自然体で群れを撮るが、シジュウカラガンが圧倒的に多く次がヒシクイ
でマガンは少ない。ひょっとするともう東北へ移動したのかな?





おじさんも空飛びたいよ~ 気分爽快だ! ヤッホー だね・・・





今日もブイブイ重低音、ヒシクイ様のお通りだ~い!





すまし顔飛行のマガン、絶対おじさんを見てるよ・・・





マガンのお母さんと一緒に幼鳥が飛んでます。
画像、上が幼鳥で、下がお母さんです。幼鳥はお腹の縞模様が無い
鼻の上に白い模様がない。嘴の特徴、親はピンク、先端が白い、幼鳥は
オレンジ、先端が黒い。幼鳥は体も一回り小さいようだ。
いやー、このブログ、勉強になるね・・・





マガンは越冬のため全国に20万羽以上が飛来するらしい。
日本に飛来する雁の中では一番多い数だ。その7,8割が宮城県で越冬
するとの事。世話が大変です、頑張ってください宮城県!