めんこい野鳥

北海道帯広から発信してます

雁中継地③ 2019.3.14

3月14日、十勝川下流域の雁中継地を見てきました。
雁たちの帰還は昨年より早く地域内どこに行っても群を見ました。
地域内20~30ある大小の沼は可哀想だがまだまだ解けない感じです。
沼は雁たちの安全、安心、休養の場所です。
雁たちの落ち着かない生活はしばらく続きそうだ。





まだ雪が残ってる場所にも降りて一生懸命採餌します。
この地域は12日に20センチの降雪がありました。


トウキビ収穫跡畑に降りたヒシクイ。今年は雪が少なく水分が少ないせいかトウキビの根が腐らず硬そうで採餌は大変そう・・・



ハクガンは20羽程見ました。毎日観察してる方の話ではハクガンの
大きい群れは来たが雪が降ってから見えなくなった。すぐ北へ移動し
たのか、また戻って来るのかはわからない、との事です。



少なかったハクチョウも一気に増えました。
雁たちはハクチョウがそばにいると少し安心するようだ。



それでも何か異変を感じると雁たちは飛び立ちます。
ハクチョウは動じません。



空を一周して戻ります。シジュウカラガンの大群でした。
今週から気温が上がる予報です、沼は思ったより早く解けるかもしれない。雁たち!キツネ、猛禽の天敵に負けるな~