めんこい野鳥

北海道帯広から発信してます

雪に埋まる雁中継地 2020.2.26

2月26日、十勝川下流域雁中継地を見て来ました。
雁は少し帰って来てましたが・・・


昨年は雪が少なく雁たちの採餌は問題なく出来たのですが今年は違います。
2月に入ってからの大雪で畑には40センチぐらいの雪が積もってます。
十勝川下流域は雪一色で解けるまで畑での採餌は出来ない感じです。
沼は4月にならないと解氷しないだろうし・・・


豊頃町地域にある大沼です。 辺り一面、雪、雪です・・・



シジュウカラガンが飛んでました、が降りません・・・



かわいそうに、餌場を求めてさまよってる感じです・・・
畑がだめなら十勝川堤防の草はダメなのかなー



大沼から10キロ離れてる浦幌町地域にある三日月沼です。ここも雪一色です。



三日月沼付近ではヒシクイの群れが数百羽飛んでました。
一部、畑に降りてましたが・・・



雪が積もり採餌出来ません。どこかで採餌しないと・・・



昨年と違い2月26日の十勝川下流域は雁たちには過酷な環境でした。


これから毎日のように東北、本州から続々雁たちが帰ってきます。
厳しい採餌状況、猛禽の襲撃、キツネも・・・
可哀想で、心配ですが、こんな事でへこたれる雁たちじゃないと思います。 
早く畑の雪が解け、雁たちが安心して採餌出来るよう、祈りたい。