めんこい野鳥

北海道帯広から発信してます

シジュウカラガン 2020.10.7

シジュウカラガンは千島列島で繁殖し越冬のため日本に帰ってきます。


渡りのルートは千島列島から十勝川下流域に寄って東北秋田方面で越冬します。
春は東北から戻り十勝川下流域で3,4月滞在して千島列島へ帰ります。


一年の内、千島列島で4ヶ月、十勝川下流域で4ヶ月、東北で4ヶ月生活してる・・・
と言う事は、日本で8ヶ月間も生活してる日本の鳥なんですね!


シジュウカラガンの大群ですよ~                     



一度は絶滅を宣言されたシジュウカラガンですが・・・



日本雁を保護する会、八木山動物公園、ロシア、アメリカ関係者の献身的な復活保護
活動で今は5000羽までになりました。      パチパチパチパチ



1995年から2010年まで人工飼育の551羽が千島列島で放鳥されました。
放鳥からまだ15年しか経ってないのに見事にシジュウカラガンは復活したのです。



シジュウカラガンの大きさは67センチ。
カーリングストーンのような体型です・・・



シジュウカラガンも家族単位の群れになってるようだ。
首の付け根に白い輪が無いのが幼鳥です。



収穫時に落ちたトウモロコシを食べてるのかな?



草も食べてるようです。



蜂の羽音のようなブーブー声を群れ全体で出しながら採餌します。 めんこいね~




お母さんの後に幼鳥が歩きます。  お母さんの言う事、ちゃんと聞くんだよ~