めんこい野鳥

北海道帯広から発信してます

雁中継地の様子 2021. 9.26

9月26日、十勝川下流域雁中継地の様子を見てきました。


雁たちは9月中旬から続々帰って来たようです。
26日、見たのは昨年と同じくヒシクイ、シジュウカラガンが圧倒的に多く
ハクガンは5羽、マガンは数羽で、オオハクチョウはいませんでした。
この日見た雁の総数は、6000羽ぐらいです。



豊頃町大沼です。
お帰り~  たくさんの雁たちが帰って来ました!




ヒシクイ(和名=菱食)たちは水面を覆うように繁る水草を食べてました。
和名の通り水草ヒシの実を食べてるのかな?
食べ尽くせないぐらいあるね・・・




あ! 近くの木に猛禽が飛んできました!
オオタカ幼鳥?
こちらに気づき、即、逃げました。
雁を狙ってるね・・・




シジュウカラガンの群れですよ~
シジュウカラガンは多くなったなー




飛び上がったり沼に戻ったり
渡って来た直後で落ち着かないのかな。
猛禽もいるしね・・・




次は、浦幌町三日月沼です。
ここにも、ヒシクイ、シジュウカラガンがたくさんいました。




今、中継地の農家さんは農産物、デントコーン、牧草の収穫で大忙しです。
ダンプ、トラック、農作業トラクターが忙しく走り回ってます。
ウロウロしてると農作業の邪魔になるので早々に帰って来ました。




デントコーン収穫後の畑です。
刈り取り時に落ちた実はもちろん、雨、雪で腐植し柔らかくなった根、茎は
雁、オオハクチョウたちの大事な食糧です。




雁たちは十勝川下流域でしばらく休養し11月中旬頃までには越冬地東北へ旅立ちます。
ハクガン本隊は10月中旬以降でないと渡ってこないかな・・・


秋も深まり「冬の使者」雁たちが続々帰ってきた十勝川下流域でした。