アメリカミンク 2022. 5
帯広川のアメリカミンクです。
毛皮を採る目的で北アメリカから北海道に持ち込まれたアメリカミンク。
そのアメリカミンクが廃業、脱走で野生化して60年以上にもなります。
アメリカミンクは川辺に依存し、在来哺乳類、甲殻類、両生類、鳥類、養殖魚を
捕食し生態系に大きな影響を与えてます。寄生虫の持ち込等の問題もあります。
帯広川では水鳥たちの一番の天敵です。カモ、雛を襲い捕食します。
猛禽、カラス、キツネは水中に入れませんがアメリカミンクは陸上も水中行動も
得意です。川辺周辺の草原でも野鳥の巣を襲っています。肉食、攻撃性の強い
特定外来生物指定のアメリカミンク。 早く駆除してほしいなー
対岸でキョロキョロしてるアメリカミンクを発見!
じぃちゃんを見ると川に入り泳ぎ始めました・・・
80センチぐらいの大きさです。
岸にある巣には帰らないようです。
小さな中州に上陸しました。
周りを偵察してますが・・・
じぃちゃんがまだ見てるので・・・
仕方なく巣へ帰るようです。
アメリカミンクは水中へ潜り姿を消しました。
アメリカミンクは夜行性なので昼間はあまり見かけないのですが
自分たちも繁殖期なのでエサ探しに忙しいのかな。